秋はイベントの季節

 秋はイベントが盛りだくさん。先日来、いくつかのイベントに参加させてもらっています。とりあえず、中間報告です。

 

◉9/10【スーパーストライクデイ in 琵琶湖】

スーパーストライクデイの一コマ。メキシコ帰りのスミス社の玉越さんと津波ルアーズの元木さんによる、先日のメキシコ釣行に関するディープな対談が。グリーンのキャップはクラブの広報を務められる三浦さん。丸つば帽子の後ろ姿は、ハンドサムの嶋崎さん
スーパーストライクデイの一コマ。メキシコ帰りのスミス社の玉越さんと津波ルアーズの元木さんによる、先日のメキシコ釣行に関するディープな対談が。グリーンのキャップはクラブの広報を務められる三浦さん。丸つば帽子の後ろ姿は、ハンドサムの嶋崎さん
“釣りキチ三平世代”で大盛況。進行役のスミス社の鳥居さんの話に聞き入る参加者
“釣りキチ三平世代”で大盛況。進行役のスミス社の鳥居さんの話に聞き入る参加者

 「スーパーストライクデイ in 琵琶湖」はスミスさんが運営するスーパーストライククラブのイベントです。和爾浜の民宿で、ここしばらく毎年開催されています。

 

 スミスさんからハトリーズの「ブッシュペッカー」や「コッキービートル」等が販売されたのは1984年とのこと。その頃、私は中学生。小学生の頃に覚えたフナ釣りから、当時流行っていたルアー釣りに興味が移りつつあった頃でした。雑誌で見かけた広告のかっこよさにシビレ、小遣いをためてようやく何個か購入したハトリーズは今でも大切に保管しています。

 

  “釣りキチ三平世代”がたくさん集まってルアー談義をしながら“日頃の疲れをいやす”、大人な感じのイベントですが、まったりとして心地いい時間を、一ファンとしても過ごさせてもらいました。チャリティーオークション大会では名品「ミスティー」3個セットを500円で入札! よっしゃーという感じでした(うらやましい景品がもらえるジャンケン大会では負けが続きくっそーでした)。

 

 トップウォータープラッギングの楽しさを追求する上で、竿の調子の塩梅は非常に重要な要素。日本のトップウォーターシーンにおける数々の名竿にかかわってこられた玉越さんが、現在入手可能な素材で新たな番手をじっくりと調子を確認しながら開発されていることが分かり、嬉しかったのでした。

じっくりと入念なテストを重ねて新たな竿を開発中の玉越さん
じっくりと入念なテストを重ねて新たな竿を開発中の玉越さん

 

◉9/16【2018ビワマスプロガイド体験トローリング】

 

 

 大浦のファイブオーシャンマリーナを会場に「一般社団法人ビワマスプロガイド協会」の主催により行われた体験トローリングにおじゃましました。「北琵琶湖レイクトローリング遊漁船グループ」の時代から通算すると、今年で5回目の開催です(上の写真は当日の参加者の方々です)。

 

 ビワマスは天候が急変すると手がつけられなくなる、北湖沖合の深場を泳ぐ魚。だからこそ長年神秘のベールに包まれてきました。釣りで狙うのにいろいろと敷居が高い面がありますが、どうか御安心を。プロのガイドにお願いすれば、ビワマス釣りが気軽に体験できるのです。その場合、承認証の申請は必要ありません(2018年秋現在)。琵琶湖海区漁業調整委員会によって定められたルールについても、実際に釣りをすることで、より具体的に体感し理解することができます。

 

 今月いっぱいでガイド船も禁漁となりますが、また12月からシーズンが始まります。湖北の山々が紅葉で色づく中、幽玄な景色に包まれてのレイクトローリングは、脱日常には最適。友人やファミリーなど複数でトライしたとしても、釣りの楽しみを共有しやすく、湖上の雰囲気も存分に楽しめますよ。ビワマスの美味しさも、大きな魅力です。

 

右端の赤い帽子は大会委員長を務めた御存知「健ちゃんプロ」。右から二人目は、主催者の藤本キャプテン。中央のオレンジに白キャップは事務局の杉江さん
右端の赤い帽子は大会委員長を務めた御存知「健ちゃんプロ」。右から二人目は、主催者の藤本キャプテン。中央のオレンジに白キャップは事務局の杉江さん
小誌好評連載「琵琶湖の魚の不思議と謎」を執筆いただいている琵琶湖博物館の桑原先生(右)と、『川に生きる 世界の河川事情』(中日新聞社刊)が大絶賛発売中の新村安雄さんも参加されてました
小誌好評連載「琵琶湖の魚の不思議と謎」を執筆いただいている琵琶湖博物館の桑原先生(右)と、『川に生きる 世界の河川事情』(中日新聞社刊)が大絶賛発売中の新村安雄さんも参加されてました
いつも料理の腕をふるってくださる大野キャプテンが、みなが沖へ出て戻るまでの間、雨が降るなか料理の下準備中。とりあえずコーヒーブレーク でほっこりしておられるのをを激写!
いつも料理の腕をふるってくださる大野キャプテンが、みなが沖へ出て戻るまでの間、雨が降るなか料理の下準備中。とりあえずコーヒーブレーク でほっこりしておられるのをを激写!

 

◉【9/16/津波ジャンボリー】

 小誌創刊号(01号)のベイトリールの特集に寄稿いただいた元木正実さんの「津波ルアーズ」が、20周年を記念するイベントを開催されました。北湖東岸のマイアミ浜キャンプ場が会場でした(午後から釣り大会の表彰式が始まると聞き、体験トローリングの会場だった大浦からのダブルヘッダー取材を敢行しました)。

 

 会場は全くもってピースな感じで、多幸感にあふれたイベントでした。

 

 夕方からは二つのバンドによるライブもありました。元木さんは若い頃からロックを心棒しておられますが、釣りのイベントで演奏するのは激しいロックはむしろ少なくて、現場にいあわせた人がいい気持ちになって踊りだしたくなるような曲が多いです。もしくはフィールドで耳にすると一層心に沁みる、釣り心あふれる曲もたくさん演奏されました。

  詳しくは、次号で御報告させていただきます。