10冊目となる『Walton』09号の編集はただ今、佳境を迎えております。もう少々だけお待ちいただければ幸いです(09号はいろいろビックリしていただけそうです)。
さて、案内が遅くなってしまい恐縮ですが、この秋も気になるイベントが開催されます。
まずは、先日も紹介しました県立琵琶湖博物館のビワマスに関する企画展示の続報です。二種類の展示の内、9月8日に終わる予定だった「ビワマスと仲間たち」の生体展示は、何と“好評につき”、大幅に延期されています! もう一つの「海を忘れたサケ−ビワマスの謎に迫る−」と共に、11月24日(日)までの開催です。まだまだ間に合いますので、御覧になっていない方は、ぜひ。
今週末、京都の奥座敷に位置する「広河原トラウトタウン」にて、秋の「Woodstick2019」が開催されます。“クラフトマン・釣り人・ミュージシャンの集い”がコンセプトで、フライ&ルアー用品を販売する素敵なブースが出ますが、地域の里山祭り的な要素も加わった、なんともほっこりノンビリできるイベントです。会場敷地内のポンドで行われる初心者向けの釣り教室(フライフィッシングやテンカラ)や、会場横を流れる里川でガサガサが体験できる川辺の子供教室などもあり、会場内ステージでは。地元中学校の金管バンドのライブなどもあるようです。毎回良心的な価格で美味しい食事や飲み物も提供されますよ。キレイな空気を吸い緑を浴びながら、リフレッシュされてはいかが? ドライブがてら、ぜひ!
*下の写真は夏に同会場であったイベントのスナップです。
淀川水系に天然遡上するアユを復活させようと、粘り強く熱心に活動を続けておられる「京の川の恵みを活かす会」主催のフォーラムが、京都大学防災研究所にて、本年も開催されます。10月27日(日)は報告会、11月2日(土)は食味会です。
上流から始まった動きは下流に伝播し、淀川河口域の漁協の協力も得て開催されるようになっています。本当に楽しみな、嬉しくなるような動きです。小誌 が度々お世話になっている京淀川漁協・賀茂川漁協の藤林さんは鴨川のサツキマスについて、08号で「淀川水系の天然アユを増やすために」を御寄稿いただいた中筋さんは「京都の天然アユを増やすために大阪湾で取り組むべき課題」について発表されます。
興味がおありの方は、ぜひ。本当に勉強になりますし、魚好きならワクワクできますよ!(事前申し込みが必要です、ギリギリの御案内ですいません)