10号、只今鋭意編集中です！
先日、そんな編集作業の合間にベイトキャスティングの楽しさを、再確認してきました。テクテク歩いてハードルアーをビッシビッシロングキャストして、くるくるリールを巻いていたら、腹の底から元気が湧き出ました。
梅雨が明けて落ち着けば、いよいよハードルアーのハイシーズンに突入です。トップウォータープラグを水面で動かしたり、ワイヤーベイトやクランクベイトをひたすら巻いて、時にはミノーを表層でトゥイッチさせてみたり。魚の活性が高いことも多くなり、何も難しいことを考えずとも釣れてしまうラッキーな日も増えていくことでしょう。
しかし。行けば楽しいのは分かっていても、そうはいかないのが大人というもの。釣りに行きたいのはやまやまだが、どうにもままならない方も多いかもしれません。今はせめてノンビリした釣り動画でも見て、水辺へ復活できる日に向けて英気をやしなっていただければと思っています。
反町さんが表紙の09号では、そんな大人達へ向けて、記事内容と連動した動画を２本紹介しています。QRコードを携帯で読み取ったらすぐに見ることができる、楽しいやつです。モデルは、“ミスターワイヤーベイト”こと「バクシンオリジナル」代表の藤本さんで、撮影は京都の異才動画職人「ネコビジョン」。しかしどうやら小誌の読者の方々はアナログ派がかなり多いようです！ 実は、読者の方から「QRコードってどうやって使うん？」とたずねられたことがあるんです。「もしかしたら、QRコードを読み取る習慣とか無い人多いんとちゃうか？！」と関西弁で思い至りました。よくよく考えたら、自分自身が持ってるケータイでQRコード読めるようになったん、実はつい最近なのでした！ こらイカん！！ というわけで、09号の動画のリンクを貼らせていただきます。ちなみに今回の企画は琵琶湖のラインメーカー「山豊テグス」さんの協力で実現しました。ありがたいことです。
【バクシンスタイルIN高山ダム】→激濁りのリザーバーで、孤軍奮闘するバクシンさん。プロトのポッパーやペンシルベイトでケタバスとたわむれたりする序盤が過ぎると、途中からは気合を入れてスックと立ち上がり、バズベイトやスピナーベイトを岸辺に向かって投げまくります。とにかく投げては巻き続けても反応が薄いタフなコンディションで、実際は大変だったのであります、ずーっと投げて巻いたのであります！ 最後に投げすぎて燃え尽きたバクシンさんが、ボソッと言った言葉がナイスです。
【バクシンスタイルIN琵琶湖】→前回の復讐にフツフツと燃えるバクシン藤本さんが、前回よりもタフともいえる異常に厳しい琵琶湖で投げまくります。序盤でちょこっとトップウォータープラグに浮気して後はバズベイト一本に絞って、やはりずーっと投げ続け、最後の最後で勝利の女神が微笑む瞬間が、しっかり記録されています！ あきらめずにずっと信念を持って投げてたら、最後に奇跡が起きました！！ 動画はうまく編集されていて、そんなに投げている感はないかもしれませんが、実際は釣れなくてもずーっとバズベイトを投げてたのです、釣れる気配がちっとも無くても。詳しい解説は、ぜひ09号本文の記事を御覧ください。
また、せっかくですので、この機会に08号のオマケ動画も貼らせていただきます！ 淀川河口部のチヌを、やや大きめのペンシルで狙った動画です。淀川河口部近隣のプロショップ「トップバトラー」の宮平（弟）さんの指導のもと、バクシン藤本さん&ネコさんのコンビで実現したものです。こちらも、あらためてぜひ！ アーバンな淀川脇にそびえる高層ビルの背後に昇る朝日が、めっちゃ素敵ですよ！！
