冬の間に琵琶湖の沖合90mという深場に潜んでいたのが、産卵期を迎え晩春の浅場に差してきて無事産卵を終えたホンモロコのような気持ちがする、今日この頃です。
更新が途絶えてしまい、申し訳ありませんでした。次号の詳細は間も無く発表致しますが、ひたすら編集作業に打ち込んでいたここ数ヶ月の間に御報告したいことが溜まってしまっています。
まずは、残りわずかになっていた03号が、ついに完売となりました。出版したのは2013年。琵琶湖の沖島に取材に行ったのが懐かしいです。地元小学校のオールスターが、桟橋から嬉々として飛び込むのを、引率の老紳士の快諾を得て撮影させてもらったのはいい思い出です。
他にも神谷さんにフライでハスを釣ってもらったり、ラドン奥村さんとチェ・カヤマさん、藤本名人という凄い面々に、急に昔々のように釣れ出したハスを狙ってもらったり。
淀川に阪急電車が走ってるのをバックに、トップバトラーの宮平さんがベイトタックルでクランクベイトを投げてチヌを狙っているシーンを撮影したりもしました。他にもハウディーの北條さんの静かなバス釣りや、ベテランフライマンの松岡さんのカマスのソルトフライフィッシング、他にも数々の思い出深い取材が重なった号でした。
まだしばらくは小誌取り扱い店様の店頭在庫があると思いますので、もしまだ入手できていない方は、ぜひよろしくお願い致します。