美杉の鹿肉とグリーントマトピクルス通販「しかやま」 https://shikayama.shop/
遅れている次号が佳境を迎え脂汗を流しているなか、とても嬉しい荷物がチェ・カヤマ師匠から届きました。
カヤマ師匠は大阪ですっごく面白い釣り雑誌を長らく出版した後、シーバス界に革命を起こした日中釣り大会を主催。泉南の里海を地元漁師さんと守る活動に熱心に取り組みました。大病を乗り越え、「豊かな海は豊かな森から」の思いを胸に拠点を三重の山奥の美杉に移し、今度は林業にたずさわることに。罠猟師の資格も取って鹿を狩り出し、鹿肉料理のキッチンカーとグリーントマトピクルスの販売を始め、今年は何と地元の議員選挙に立候補……。ダイナミックです。
箱を開けると真空パックにきちんと処理された鹿肉が!! 猟を始められてすぐの頃は、血が本当に滴(したた)っている骨付きの半身状態の塊を豪快に車から取り出し「鹿肉いる?」と差し出されたものでした(笑)。ちなみに現在カヤマ師匠が運営するネットショップで販売されている鹿肉は、地元名人の工房「恵鹿山」」で処理されたもの。美杉で獲れた鹿を美味しくいただくため、名人により手早く適性な処理が施されたものですので、本当にオススメです。昔に流通していた鹿肉を食べて、評価が低いままになっている方には、ぜひ試してもらいたい逸品となっています。ビワマスを食べても思うことですが、美味しくいただくためには、とれた後の処理の技術が、本当に大切みたいですね。
まずは、モモ肉を「ガーリックバター醤油のソテー・ネギ添え」にしていただきましたが、もう最高! 新鮮でちゃんと処理された鹿肉って、何とも美味しいです。不思議と体が温まり、元気モリモリです。
全くの余談ですが、たまには時事ネタを。中学生の終わり頃に読んだ開高さんの釣紀行『もっと広く!』の中でアルゼンチンを訪ねた章に、若き日のマラドーナさんの写真が出ていました。もっと前に読んだ『オーパ!』にも、ブラジルの路上で裸足でサッカーをする子供の写真が出ていて、日本では野球が人気だけど、南米ではサッカーが盛んなんだと知りました。ワールドカップでアルゼンチンが優勝してマラドーナさんも一緒に話題となり、日本チームも大活躍して、なんだか隔世の感がする今日この頃です。